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    コミュテーター研磨機レポート3
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      装置を見まして、作業全般に影響する重要な部分として

      刃物を移動させるテーブル
      ローターをセットする台


      があります。今回はここについて書こうと思います。


      テーブル

      刃物をセットするテーブルですが、ハンドル回してみると
      少し抵抗がある感じで回っていると思います。
      これは可能な限り機械のがたつきを減らすよう
      「カミソリ」といわれる部分を調整している為です。
      調整はテーブル横のホロセットの締め込み量で調整しますが
      基本的に出荷状態が最良かと思われます。
      あまりにも手ごたえが無く、テーブルにガタがありそうな時
      少づつ均等に具合を見ながら締めます。

      基本的に出荷時に調整されているので、ほとんど弄る必要は無いと思います。


      テーブルの軸名表記としましてこのレポートでは
      横方向に動く軸を「X軸」
      縦方向に動く軸を「Y軸」とさせていただきます。
      軸説明


      ローターをセットする台

      被切削物であるローターをセットする台ですが、
      セットする部分がベアリングとブロック形状(超硬)
      のモデルがあります。


      ベアリング式

      ローターのシャフトを受け止める部分がベアリングだと
      ローターの回転にあわせてベアリングが回転してくれる為、
      磨耗が少なく、ブロック式に比べて
      ローターシャフトにはやさしいと思われます。

      反面、ベアリングそのものは高精度ですが、
      当然微細なガタがあり、切削応力をかけたときに
      微細な寸法ですがローター軸が動く可能性があります。
      ベアリングの形状も円形状の為、
      加工応力によりブロック形状よりも
      ローターが逃げやすい傾向があります。


      ブロック式

      ローターのシャフトを受け止める部分が超硬ブロック形状だと
      ローターが回転すると当然摩擦がおきますので、
      長時間の作業には不向きだと思われます。
      ローターのシャフトに対しては非常に酷ですが、
      機械に乗せて加工作業をする時間も、
      モーターライフ全体から見ると微細な時間な為、
      ローターのライフサイクルに対して対応できているのでしょう。

      ベアリングに比べて超硬は、いわゆる硬い「物」にしか
      すぎない為、ベアリングでは問題視した
      切削応力をかけたときに発生するであろうローター軸のぶれは
      発生しにくいと予想されます。
      加工応力によりローターが逃げていく現象も
      ベアリング式よりも逃げにくい傾向があると予想されます。


      この機械上で一番重要かと思われる部分は
      「テーブルのX軸が動く仮想直線と、被切削物をセットするの台の中心仮想直線が可能な限り並行であることである事」

      と思われます。


      (つづきます)
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      コミュテーター研磨機レポート2
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        機械周り部品解説の続きです。


        Oリング

        Oリング
        モーターより被切削物(この場合ローター)に動力を伝える
        ゴム輪ですが、基本的に加工の時に滑らない程度に動力が伝われば
        最適です。ちなみにこの部品、加工の際にうまく切れなかったら
        ローターが奥に逃げて浮き上がるのを防ぐ役目もあります。

        これは私的な意見ですが、浮き上がり防止策に動力を伝える
        Oリングを使うのは反対です。

        浮き上がり防止をしようと考えると必然的にOリングの強度が
        必要となり、そうするとOリングの応力でセットしたローターが
        下側にしなる原因となると考えられます。

        こういった理由から「加工しても滑らない程度に動力が伝われば最適」
        と考えております。
        この部品は既製品を使用することになりますが、
        既製品も結構な強さのOリングだと思えますので、
        これよりも良いものが無いか探すのはこれからの宿題ということで・・・

        (続きます)
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        コミュテーター研磨機レポート1
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          「がつがつモード」から「まったりモード」に
          スイッチするも「おもちゃ王国タミグラ」に
          「がつがつモード」で行きたかったと最近しみじみ思うこの頃・・・



          さて、コミュテーター研磨機(以下:コミュ研)レポを載せていきます。
          内容を考えていましたが案外大したことは無い(爆)ので
          事細かに膨らまして記載していこうかと考えています(笑

          コミュ研磨機

          コミュ研の機械を見ていて最初に思いましたのが
          「旋盤」なのですが、
          この場合「コミュテーター切削治具(ジグ)」
          という認識が一番あっているのでしょうか?


          ちなみに治具(ジグ)は当て字で、
          工作物を固定するとともに切削工具などの制御、案内をする装置をさします。




          コミュテーター研磨は分解できるモーターで、
          通常使用していたらブラシとコミュテーターにおいて
          発生する摩擦や放電で変形し、劣化したコミュテーターの表面を
          薄く削ぎ落として形を整えるのと酸化被膜を取り除く工程をさします。

          「研磨」と機械名も書かれていますが、
          あくまでやっている事は「切削」です。



          まずは機械周りからの解説をさせていただきます。


          モーター
           
          コミュ研のモーターですが私の持っているイーグル製には55Tの
          モーターがついていますが、これについては540モーターでも
          いいかと思われます。
          実際に使用してみて、55Tのモーターではもう少し回転が欲しく感じたのも事実です。
          540モーターの場合は電圧を落として使用しないと
          今度は速すぎて良い結果は望めそうに無いと思われます。
          回転数に対して過敏になる必要はないと思うのですが、
          当然、加工するにあたり程良い回転数はあると思いますので、
          そういった意味でも可変電圧装置は必須です。

          私はヨコモMMSを使用しております。


          バイト

          現在のコミュ研では「超硬バイト」と「ダイヤモンドバイト」
          が主に使われていると思います。

          専門ではないのでここではさらっと流しますが
          基本的に超硬とは
          「タングステンカーバイド」と「コバルト」からなる合金で、
          ダイヤモンドは文字通り「ダイヤモンド」
          (どちらも種類は色々あるみたいです)

          これらの先端を鋭利にしたものを被切削物(この場合コミュ)
          に当てて切削するのですが、
          機械強度、構成から考えると、バイトの先端形状は切削抵抗を
          落とす方向(先端がとんがった方)が良いと思われます。


          そういう意味ではダイヤモンドバイトは先端がとんがっており、
          名前からしても判るとおり高価ですが理にかなっております。

          超硬バイトはダイヤモンドバイトに比べて先端が欠けやすいため
          刃先の持ちを考えて若干甘めにしているみたいなのですが、
          この辺りも超硬バイトを使いにくくしている原因かもしれません。
          超硬バイトを使われる場合は刃先の手入れは必須です。


          ラジコンで、しかも現場作業という特殊性
          (ラジコンでの現場作業は至極当たり前の光景ですが・・・)から
          考えると、刃先の手入れを現場で行えないのも考慮に入れまして

          刃物はダイヤモンドバイトの使用をお勧めいたします。


          刃の寿命ですが、仕上げ加工ができない時点で寿命
          と考えられた方が良いと思います。
          私的ですが具体的な数字としてには0.01の切り込み量で仕上げが綺麗に
          行えないと使用としてはつらいのではないかと思われます。


          高価なダイヤモンドバイトの使用、切削幅も少ない為、
          刃先が命になりますので、当然刃先の持ちはよくした方が良いと思われます。

          そういった側面から考えますと、
          切削オイルは使用した方が良いと思います。
          切削オイルは刃の切れを助けるだけでなく、切り屑が刃物にこびり付くのを防ぎ
          刃物の寿命が延びます。改めて後述するつもりですが、
          できれは良い切削オイルを使用するほうがいいでしょう。

          ※ 以前にAKIRAさんのブログでの切削オイルの件で「だいたいで良い」
            みたいなコメントをした部分がありましたが訂正させてください。
            申し訳ないです。



          (つづきます)
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